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有限会社 キラックス
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Q

不動産を所有するデメリットとは

質問 先日父が亡くなり、葬儀を終えたところです。
すでに母は他界していてこれから兄弟で遺産相続をすることになるのですが、実家以外にも不動産がいくつかあるので、どう配分すべきかもめることになると思います。
私は3人兄弟の真ん中で、兄と弟は地元に残っていて、私だけが東京で暮らしています。
もう田舎に戻るつもりはないので、不動産は兄たちに相続してもらって、配分は少なくても良いので現金だけを相続した方が良いとも思っているのですが、田舎の不動産を所有するデメリットについて教えてください。

yajirusi

A

金銭的なことだけではなく労力的なデメリットも生じます

田舎でも都会でも、不動産を所有すると毎年固定資産税などの税金の支払い義務が生じます。特に自分が住んでいなかったり、賃貸などとして活用していなかったりするような場合は、税金を無駄に支払うことになるのでデメリットと言えるでしょう。
すぐに買い手は見つかる不動産なら、相続して間もなく手放すことで税金面のデメリットは回避できますが、田舎の不動産となるとなかなか売れずに永遠に税金を支払わなければいけないということにもなりかねません。
他にも、所有している不動産から離れて暮らしているとなると、管理費が発生したり、草刈りを定期的にしたりなどの労力的なデメリットが生じることも考えられます。
草刈りの他にも害虫駆除が必要になったり、衛生環境や景観を損ねたりして近隣からクレームがつくことも後々考えられるので、その点もよく考えて相続内容を決めてください。

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