不動産会社によって家の査定額が異なるのはなぜ?
多少の差が出ることは想定していましたが、査定してもらう前にインターネットで大体の相場価格は調べていて、それよりもかなり高く査定してくれた会社もあれば、低い査定額を提示したきた会社もあります。どうして不動産会社によって家の査定額がこれだけ異なるのでしょうか?
不動産会社の戦略や都合で査定額に大きな差が出ることもあります
不動産会社に査定を依頼して算出される数字は、基本的には各社がいくらで売れるかを目安にしたものなので、不動産会社ごとが持つ相場観や知識の量、市場の変化などによって大きな差が生じるのは珍しいことではないのです。
不動産会社が家の査定を行う際には、公益財団法人が定めた価格査定マニュアルを利用するのが一般的ですが、査定の対象と比較する物件が会社によって違うことも、査定額に差が出る理由の一つです。
さらに、不動産会社の戦略やいろいろな都合で査定額に差が出ることもあります。
例えば、インターネット上にある一括査定サイトなどを利用する場合は、自分たちに売却を任せてもらうために敢えて相場よりもかなり高い金額を提示してくる会社も少なくありません。